
〈小さくても勝てる〉介護人材不足、AIで打破 効率化で入所者に目配りしやすく - 日本経済新聞
人工知能(AI)を活用して介護業界の人手不足を解消しようとする中小企業が注目を集めている。介護支援計画の作成や事務処理に膨大な人手が必要だったが、AIを導入することで業務を効率化し、新たな施設の運営やサービスの質向上を図る。
例えば、関西で100以上の介護付き有料老人ホームを運営するチャーム・ケア・コーポレーションは、2023年1月からAIを活用して入所者の介護スケジュールの原案を生成するシステムを導入した。このシステムにより、介護士は入所者との直接的な接触時間を増やすことが可能となり、個々のニーズに応じた質の高いケアが提供される。AIによって介護計画の作成時間が大幅に短縮されるため、業務の効率化が促進される。
このAIの導入は、介護現場の負担を軽減するだけでなく、入所者へのサービスの質の向上にも寄与することが期待される。介護人材不足という深刻な問題に対して、AI技術が解決策の一助となることが見込まれている。これにより、介護業界全体の持続可能性が高まると考えられている。


