
林芳正総務相、画像診断AI実証を視察 ハノイ郵政病院で - 日本経済新聞
林芳正総務相は15日、ハノイ市内の病院を訪れ、医療画像の診断支援AI(人工知能)の実証実験を視察しました。この取り組みは、日本企業とベトナム国有通信大手VNPTの傘下企業が共同で行っており、AI分野における日本とベトナムの技術協力を示しています。
ハノイ郵政病院では、東京・千代田のスタートアップエルピクセルが開発したAIが、胸部X線やCT、脳MRAの画像診断をサポートしています。AIは、医療画像を解析し、その結果を医師に通知することで、診断の効率を向上させています。この技術の有効性を検証するため、2月末までに実証実験を行い、その後、ベトナムでの導入に向けた協議を開始する予定です。
特に、ベトナムを含む東南アジア地域は、人口当たりの医師の数が日本の半分以下であり、医師不足が深刻な問題となっています。このため、医療格差を解消するためには、都市部の病院に患者が集中しないように、診察の効率化が必要です。このAI技術の導入によって、医療現場の業務が効率化され、患者の待ち時間が短縮されるなど、具体的なメリットが期待されます。


