
物流AI「AI LogiPro」本格展開、経産省実証完了 - LOGISTICS TODAY
AIデータ(東京都港区)は13日、物流AIプラットフォーム「AI LogiPro on IDX」の実証事業を成功裏に完了し、本格展開を開始したことを発表した。本プロジェクトは経済産業省の「令和6年度補正予算 持続可能な物流効率化実証事業費補助金」に採択され、2025年7月から26年2月にかけて実施されている。
「AI LogiPro on IDX」は、配送、倉庫、在庫、輸送、人事、顧客、経営に関するデータを統合し、AIを用いて分析と意思決定を支援するプラットフォームです。従来の物流DXが個別機能にとどまる中、部門横断でのデータ活用を実現し、企業全体の最適化を促進します。具体的には、AIにより配送ルートの最適化、積載率の向上、倉庫内動線の効率化、適正在庫の算出を行います。
さらに、既存のWMSやTMSとの連携が可能で、物流データの一元管理やCO2排出量の可視化も行えます。実証では、特に倉庫効率化や在庫管理機能の検証が行われました。導入効果としては、配送コストの10-20%削減や倉庫生産性の10-30%向上が見込まれています。
今後は中小・中堅物流企業への導入拡大を進め、地域共同配送や自治体との連携モデルの構築も目指します。2024年問題に対応し、物流データを横断的に活用するAI基盤を確立することが期待されます。


