
オープンハウス、AIが生んだ「最強営業部隊」 通行人への声かけは強化 - 日経ビジネス電子版
不動産大手のオープンハウスグループは、業界でも異例のスピードで成長し、売上高が1.5兆円に迫る。彼らの成功の背後には、最新のAIテクノロジーがある。「最強営業部隊」と呼ばれる彼らの営業チームは、AIを活用することで業務の自動化を進め、大幅な効率化を実現した。
2020年頃からAIを導入しているオープンハウスは、これまでのDX施策により年間11万時間以上の業務時間を短縮した。これのおかげで、営業担当者は従来の膨大な「作業」—例えばチラシ作成や事務手続き—から解放され、ワンクリックで作業が完了するシステムを手に入れた。これにより、純粋な営業活動に集中できる環境が整った。
営業部門の矢頭肇部長は、業務効率化の重要性を強調し、「作業時間を短縮し、純粋な営業時間をいかに確保するかが重要」と述べる。特に、社員が駅前で実施する「お声がけ」営業が全体の成約件数の約3割を占めており、これはオープンハウスの積極的な営業文化に根ざしている。矢頭氏は、「問い合わせを待つ営業では他社に潜在顧客を奪われる」と警鐘を鳴らし、顧客のニーズを顕在化させることが成功の鍵であると語る。


