
三菱UFJ銀行、専門性の高い金融商品の期中管理にAIを導入、契約書情報を自動抽出 - IT Leaders
三菱UFJ銀行(本店:東京都千代田区)は、契約書から必要な情報を自動で抽出するAIツールを「ソリューションプロダクツ部(SPD)」に導入しました。LayerXの文書処理AIツール「Ai Workforce」を利用することで、金融商品の期中管理を効率化します。特に、シンジケートローンや不動産ファイナンスといった専門的な金融商品において、契約書の様式が事案ごとに異なり標準化が難しい問題を解決します。
「Ai Workforce」は、PDFやWord、Excelといった文書に特化したノーコードの生成AIツールであり、複数の部署の業務を支援するAIエージェント機能とワークフロー機能を搭載しています。このツールを用いることで、融資契約書から期中管理に必要な情報を自動抽出し、管理表や引継書に転記する作業が効率化され、確認作業の精度も向上しました。
さらに、リアルタイムで約100項目のデータを抽出してExcel形式で出力する機能も実装され、従来60分かかっていた不動産鑑定評価書の処理時間が半減しました。加えて、過去の提案書や契約書を体系的に検索できる機能が導入され、迅速に条件や類似案件を参照できるようになり、提案の質とスピードが向上します。
今後、三菱UFJ銀行は他のグループにも「Ai Workforce」を順次導入し、契約書のドラフト作成やレビューなどの専門的な業務にも活用を検討していきます。


