
AIエージェント構築の勘所「6選」 アーキテクチャ選びから独自性の生み方まで (1/2) - ASCII.jp
AWSのユーザー会JAWS-UGが2025年12月20日に開催した「AI Builders Day」で、2026年はAIエージェントの「構築元年」と宣言されました。このイベントでは、AIエージェント構築に関する実践的な知識が共有されました。NECソリューションイノベータのエンジニア福地開さんは、AWS基盤を活用して開発したエージェントの具体例を紹介しました。
福地さんが設計した「レポート生成エージェント」は、顧客の月次業務改善レポートを効率化し、既に本番環境で稼働中です。このエージェントは「AWS Step Functions」と「Amazon Bedrock」を組み合わせたAIワークフローにより、数千のレポート作成を迅速化しています。また、AWSのセキュリティチェックを行う「セキュリティエージェント」や、自身で「Amazon Bedrock AgentCore」や「Strands Agents SDK」を活用して開発した「アウトプット集約エージェント」も存在します。
福地さんのセッションでは、AIエージェントのアーキテクチャは「自律型」と「ワークフロー型」の二つに分けられ、それぞれの利点と欠点について議論されました。自律型エージェントは柔軟性がある一方、ワークフロー型は安定性が高いという特性があります。選択肢はコンテキストエンジニアリングに基づき、エージェントが情報を自力で取得するか、外部から与えられるかによって決まります。
福地さんは、最適なアーキテクチャは一つではないとし、エージェントのインプット、プロセス、アウトプットを明確に定義することが重要であると強調しました。これにより、AIエージェントの具体的な利用方法とその効果が実現されつつあります。


