
AI時代に問われる教員の役割と学びの再設計--2025年度 教育DX推進フォーラム:教育とICT Online - 日経BP
TOP AI時代に問われる教員の役割と学びの再設計--2025年度 教育DX推進フォーラム
文:小槌 健太郎
2026.03.18
2026年3月6日~7日に開催された「2025年度 教育DX推進フォーラム」では、「教育DXによる自分らしい学びの実現 ~次期学習指導要領の方向性を考える~」がテーマとなりました。パネルディスカッションには、JAPET&CEC会長の山西氏や東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木氏が登壇し、AIを活用した教育の未来について意見を交わしました。
AIの導入により、学校教育は「目標の設定」と「評価」に重心を置く新たな学びのパラダイムへの転換が求められています。鈴木氏は、従来の知識や技能の習得に費やしていた時間を見直し、生成AIを用いて要約の手順を教えることよりも、子供たちに要約の目的を意識させることが重要だと指摘しました。
具体的には、AIが認知的作業の一部を担当する環境で、学生は自らの目的に基づいて学ぶ力を育てることが求められています。例えば、AIを使って情報を集め、評価する能力やメディアリテラシーが重要になり、子供が主体的に学びを進めるためのサポートが期待されます。
教育DXの目的は、単にAIを導入することではなく、子供が自ら目標を持ち、自分に合った学び方を選び取る「学びの主導権」を取り戻すことにあります。このような変革により、多様な子どもたちが「深い学び」を体験し、自己実現へとつながることが目指されています。


