
日本IBM、材料開発を生成AIで支援 伴走型で10倍速く - 日経クロステック
日本IBMは新たに、企業が材料開発を行う際に人工知能(AI)を活用する「IBM Material DX」という伴走型サービスを開始すると発表しました。このサービスでは、データ収集やモデル構築のプロセスにおいて、日本IBMのコンサルタントやエンジニアが企業と協力し、膨大な文献情報を学習させたAIを利用して、企業の研究データをカスタマイズします。これにより、材料開発にかかる時間とコストを10分の1以下に削減することを目指しています。
サービスは、特定の物性を持つ材料を逆算的に探索する「逆設計」にも対応しており、ユーザーが求める材料特性を入力することで、高精度に合致する化合物や分子構造を予測し、自動的に材料を設計できます。さらに、効率的な実験プロセスを提案することで、開発の迅速化が実現します。
また、対話型のインターフェースを持つ大規模言語モデル(LLM)を搭載しており、ユーザーはまるで科学者と会話をしているかのように材料を設計できます。この伴走サービスは、短いケースで半年から、長いケースで3~5年が想定されており、企業にとっては実用的かつ効率的な材料開発の支援が期待されています。
